セイラビリティ伊勢


セイラビリティ(sailability)の活動は、障害者のためのセーリング支援活動としてイギリスで始まりました。それが今では、SailingとAbilityが一緒になってできたこの言葉のように、障害者のためのセーリングでなく、障害、年齢、経験に関係なく、誰もが自由なセーリングを楽しむ活動として世界各国に広がっています。

2002年12月にセイラビリティ伊勢を発足して以来徐々に仲間も増えました。気軽にチャレンジできるヨットなので興味のある方は一緒にセーリングを楽しみましょう!障害者も健常者も一緒にヨットを通じて仲間つくりをしよう、伊勢志摩にもこの輪を広げようという熱い思いが湧き上がっています。
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オーストラリア『フレンドシップカップ』2016(後半)

 

 

それでは、後半戦行ってみようか!

 

 

これは28日の朝、先行帰国する皆さんをお見送りする際の写真。

 

 


ごらんの通り、番頭や三重メンバー以外にも、たくさんの方に
お見送りをいただきました。感謝感激です。


お見送りを済ませた後、西山さんに昨夜の様子を伺いました。

昨夜は番頭が起きてる間には、お帰りではなかった様子。伺うと
「損はしなかった」とのお返事。いや良かった。

西山さんの飽くなき探求心には、本当に頭が下がります。
でも、ほどほどでお願いしますね。


さて、28日はキャンベラからNSW州の最南端近いベイトマンズ湾へ
移動し、そこで最後の宿泊となります。

 

参考までに28日〜29日に通った道の図解を載せておきます。

単純な行程でしたが、実際は結構な距離を移動しています。

 

 

 

途中、古い街並みが残るブレイドウッドという街を
経由し、羊の毛刈りを見学します。


こちらがブレイドウッドの街。

 

 

後から知りましたが、1800年代から続くオーストラリアの開拓時代の
建物も残る歴史ある街との事。

 

 


何というか、アメリカの西部開拓時代チックというか、バックトゥザ
フューチャーのヒルバレーにそっくりな雰囲気。

街角からいまにもマーティが飛び出してきそうでした。

 

さて、こちらは街はずれで見学した羊の毛刈りの様子。

 

 

 

オーナーさんが4頭の毛を刈ってみせて下さいました。
1頭辺り4分弱程度でしょうか。すごい手際の良さでした。
今は毛刈りに最適の季節とのお話。


その後、オーナーご一家お手製のサンドイッチをいただきました。
お肉とソーセージとハンバーグがいただけたのですが、お肉は早々に
売り切れ。でもハンバーグがとても美味しかったで無問題。

 


去り際に、テリーさんから我々にプレゼントが。中身は靴下でした。
最後までありがとうテリーさん。大事にします。

 

 

さてさて、牧場を後にし一路ベイトマンズ湾へ。

 

長い山道をバスで進んでいきます。私の感覚では、山高は600〜700m
くらいとみました。ちょうど伊勢志摩スカイラインを通っている様な
感じ。(※ブレイドウッドが650m付近です)


ベイトマンズ湾へ到着。

 


この景色、一瞬、英虞湾にでも来たかと思いました(笑)

この日の宿は海辺のモーターロッジ。
目の前に湾が見える、とても良い立地でした。


実は番頭は、この地にある期待を賭けておりました。
何かというとそれは…南十字星!

南半球に来た以上、見たいでしょやっぱり。ですが…。


…何でこの日だけ曇→霧雨なのサ(涙)

結局、南十字星を見ることは叶わなかったのでした。

 

ちなみに、西山さんのお話によると、そもそも見てもどれがそう
なのか判らないくらい、見つけるのが難しいとの事で
「気落ちする必要無し」との教え。残念です…。

 

その西山さんも、当地には目的の施設が無かった為か心なしか
寂しげなご様子。無念ですよね、やっぱり…。

 

 

最後の夜は、江の島の竹下さん他のメンバーと、藤本さんの
記事にもあった「うすのろまぬけ」というトランプゲームで
白熱した時間を過ごしました。

このゲーム、その人のキャラがモロに出るんですよね。
気が早かったり、慎重だったり、策士ぶりが際立ったり…。
番頭もしっかり「うすのろまぬけ」をいただきました。
結局、23時過ぎまで飲んだり遊んだりで夜が更けていきました。

 

 

29日、最終日です。

 

この日も朝から曇りで、当初の予定にあった動物園をキャンセルし
一路ノゥラへ向かうことになりました。
ここには、我々の艇の故郷があるのです。


途中、ショッピングセンターへお立ち寄り。


皆、思い思いにお土産を購入してました。

番頭は、お菓子とサーフショップで見つけたこんな帽子を購入。

 

 

気分は某考古学の先生、でしょうか。


さて、到着しましたノゥラ。

海や湖の傍ではなく、普通に街の郊外にありました。
ハンザセーリングの看板が目印です。

 


オーナーのクリス・ミッチェルさん。
この方がすべてのハンザディンギーの産みの親な訳であります。

 

 

工場には、なんとトリマラン仕様のハンザが!?

 


入口の試作艇に続き、ほぼ量産仕様の艇が製作中でしたね。
これ、日本にも来ないかぁ。

 

工場見学では、景山先生と西山さんが興味津々のご様子でした。

やはり、こうゆうのが気になってしまいますよね〜。

 

私も内部の写真とか、参考用にたくさん撮らせてもらいました。

 

 

 


西山さんは、伊勢のディンギーを補修する為の部品を買えないか
交渉して下さいました。クリスさん、OKと言いつつおもむろに
原材のパイプを切り始め、切り出したものを僕らへ。

曰く「原材を渡すので、穴あけとかは自分で加工しなさい」との事。

ご親切にありがとう!

 

これで、伊勢の艇もバッチリ補修出来そうです(キリッ)

 

ここでも手作りのサンドイッチとケーキをごちそうになりました。
ありがとうございました!


最後にクリスさんの奥様(車いすの方でした)のご挨拶をいただき

記念写真を撮ってお別れしました。


その後はいよいよシドニーへ。旅の終わりが近づいて来ました…。


ちょうどキャンベラ経由で一周して帰ってきました事になります。
バスと運転手さんともお別れです。お世話になりました。


シドニー国際空港にて旅の仲間は解散。

 

三重組は香港経由なので、他の皆さんはとここでお別れです。
会長に替わって皆さんへご挨拶。また来年お会いしましょう!

 


さて、場面は飛んで早朝の香港国際空港。
朝5時なのでほとんどお店も開いてなかったです。

 


行くときは見えなかった景色が!

 


その後、予定通りに中部空港へ到着。
メンバー全員で若鯱屋のきしめんを食べた後、伊勢組は
AJUの皆さんと別れ、高速船で津へと向かったのでした…。

 


         *     *     *


最後にまとめを。

 

まずは、2年前の「オーストラリアへ行こう!」宣言の時から、
大小様々な段取りをいただいた広島の沖田会長、ジャパンの
西井さんや各団体の取り纏め役、特に三重の西山さんに、改めて
お礼を申し上げます。

 

また、この記事をご覧かどうかは判りませんが、テリーさんを始め
とする現地の皆さんにも感謝致します。

 

おかげ様で何とも夢のような、楽しい7日間を過ごせました。

只の観光ではなく、セイリングという同じ目的を持つ仲間と共に
旅を出来た事は、きっと生涯忘れない思い出になると思います。

 


一方で、レース結果の方はまたまた課題が山積み状態に。

 

淡水+湖という地理的条件以上に、レース戦略の勉強と、やっぱり

基礎的な力が足りませんでした。このあたりは来年、また勉強&練習して

底上げ改善して行きたいと思います。

 

また、事前にフィジカル利用に関する制限ルールを確認して臨んだの

ですが、303シングルでは「背中をハンモックから離して」「体重移動も

普通に行う」という状態で、現実はフルにフィジカルを活用していました。
(極端な例では足を舷に掛けている人もいた)

フレンドシップカップということで、特別だったのかもしれませんが
2年後、オールジャパンで挑む場合、やっぱりこの辺りの確認+対策
も重要になってくると思います。

 

最後にレース及び大会運営について。

 

2年後のワールド開催へ向け、特に課題となりそうな事は、おそらく
艇と選手の情報管理・マッチングになるかなと。

日本からセイルを持ち込みましたが、現地では艇とセイルと選手の
情報が管理しきれず、持て余してしまっている様でした。
希望者以外は運営側でセイルまで準備する方が、適切かも知れません。

 

他にも食事や荷物の管理等、結構違いが見受けられました。
オージーの皆さんの感覚は我々より欧米に近いはずですので、
海外選手への対応に際し、参考になるかと思いました。

 

と、いう訳で遠征記録(後半)を終了したいと思います。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

なお、今回使わなかった画像・動画は、また別途記事にして
ご紹介出来ればと思っています。

 

それでは〜。

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